冬支度

　　　すっかり季節は冬間近。

　　　今年は少し前からせっせと編んで冬支度。
　　　手袋にニット帽にレッグウォーマー。
　　　まだまだ止まらない冬支度。

　　　編み物をする季節になると、これまでお友達やお友達の子供などに
　　　作って贈ったものたちが気になる。
　　　
　　　今も使ってもらえているだろうか？
　　　もうすっかり大きなって小さくなっただろうなー

　　　なんて。

　　　編み物は何度だってやり直せる。
　　　解いては編み、解いては編む。
　　　マフラーだったものが帽子にだって手袋にだって。

　　　そのサイクルがいい。
　　　それに、手仕事で出来たもので“あったかくなる”ってのも。
　　　

あいのわ

　　　あいのわ。
　　　
　　　お友達の結婚式。
　
　　　メイクの仕事。

　　　ハナレグミのライブ。

　　　愛に包まれた休日。

　　　愛情で繋がる絆。

　　　あいのわ。

　　　きほん。

　　　なんでも　あいのわ。

総走行距離2500ｋｍと電車の中の1時間。

　　　昨日乗った電車の中で綺麗な女性が泣いていた。

　　　人目を気にするようにして人がまばらな車両の隅の席に座り、
　　　ハンカチを握り締めて泣いていた。

　　　悲しそうに、辛そうに女性が泣いているところを久しぶりに見た。


　　　NZで走った距離、約2500km。
　　　色んな人が居て、そこには色んな生活があった。

　　　昨日の電車、約１時間。
　　
　　　どの瞬間にも、それぞれの時間がある。
　　　当たり前なことだけど、なんだかぐっと感じた瞬間だった。
　　　

　　　

はじめてのお化粧

　　　七五三のお仕事をしました。

　　　もうすぐ７歳になる彼女のはじめてのお化粧。
　　
　　　『好きな色は？』
　　　『水色とピンク！！』

　　　そうニコニコと即答する彼女には水色とピンクの水玉模様のアイシャドー☆
　
　　　『キラキラしたのもすき！』
　　　だからすこーしだけキラキラしたラメもプラス☆　　　
　　　
　　　ビューラーだって、マスカラだって、口紅だってして、お姉さんになったよう☆
　　　フワフワした髪型にしてもらって、みるみるうちに変わっていく鏡の中の自分の姿に
　　　思わず嬉しそうに照れ笑いを浮かべる彼女。

　　　ほんとーに可愛かった！！！！

　　　長い長い人生の中で、“いちばんさいしょのお化粧”
　　　なんでも“さいしょ”って大切だなーっと思う。
　　　そしてこういうことを私はしてゆきたい、幸せだなーっと思う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼女の“さいしょのお化粧”が、大人になって写真を見返す頃、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いい思い出として思い返されるといいなー。

立ち位置

　　　今自分が立っている場所をちゃんと知っていたいと思う。

　　　どんな温度で、どんな感触で、どんな風が吹いて、どんな人がいるのか。
　　　たとえ今が不確かで、思い描く未来から遠く離れていて不安だとしても、
　　　今、自分が立つこの場所だけが現実で、事実であることをきちんとわかっていたい。

　　　人に喜んでもらいたいと思う気持ちで選ぶあなたの花の色合いや、
　　　あなたたちが作る優しい美味しいものたちが
　　　きっと幸せな未来へ繋がると信じています。
　　
　　　ちなみにこの景色もまさかの緑豊富なニュージーランド。
　　　どこまでも広大に続く砂漠地帯。
　　　目印のない場所では、ちゃんと今の立ち位置をわかってないと
　　　きっと抜け出せない迷子になってしまいますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊　そーいえば、前回のkauriの写真に私写ってるんですけど、気づきました？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 懐かしのウォーリーを探せ状態！ってなくらい、あの木大きいんですよー