手触り

　　　どこででもなじめる器用さは　　誰でもない自分になり、

　　　誰でもない自分は　何でもないものを生み出す。


　　　溶ける想いと　溶け出す想い。
　　
　　　その手触りは私だけのもの。


　　　見えているものがすべてなら　放たれていることがすべてならば

　　　きっと日常はもっと奇抜でやりぬくい。

　　　見えてること、見えていないこと。

　　　その曖昧さの中にしか　ほんとうの”ほんとう”はない。

　　
　　　
　　　

ふたり。

　　　おともだちの結婚式に出席してきました。

　　　Prismaticでも、Hutteでも、モデルを引き受けてくれた彼女の
　　　花嫁姿はやっぱり可愛かったです☆

　　　笑顔で人と接し、そのことで周りを幸せな気持ちにするふたり。
　　　その点が本当によく似ていて、だから式にも、
　　　二次会にもたっくさんの人が集まり、なんてお似合いなカップル！
　　　っと、思ってばかりな１日でした☆

　　　何度出ても、結婚式のあの時間って本当に素敵な時間ですねー。


　　今日は入道雲をたくさん見た１日。梅雨明けまであとすこし。

ビビビッて。

　　　Hpの冒頭のところにも書いたけど、【必然は向こうからやってくる。】
　　　それは時に【呼ばれた気がする】ってこと。

　　　今の私はメイクしながら、山の中や自然の中に身を置くことが、そういうこと。

　　　そして数週間前。【ある場所】に呼ばれた気がしました。
　　　だからその場所へ向かうことにします。

　　　準備を整え、抜かりのないように。

　　　今日、ピカッと何度も稲妻が走った。
　　　あの時のようだと思った。必然が目の前に現れた時のよう。

　　　

　　　

７０人の頑張り屋さん。

　　　バレエの発表会のメイクをしていきました。

　　　２歳～３０歳代の方まで総勢、約７０人。
　
　　　ほとんどが１０歳未満の子供たちで、楽屋はテンヤワンヤの大騒ぎ・笑
　　　そこらじゅうで踊ったり、DSやったり、興味津々でメイクブースを囲んだり･･･

　　　楽屋にいる間はどこにでもいる彼女たちも、ステージに上がれば一転、素敵な素敵なバレリーナ。
　　　たった数ヶ月でよくもここまでっ！と感心させられるほどのダンス。
　　　
　　　結局、グランドフィナーレしか会場で観ることは出来なかったけれど、　
　　　大勢のお客さんからの拍手と、沢山の綺麗な花束を抱えた彼女たちを見て、
　　　　【頑張ったことを評価される】【好きなことを楽しむ】
　　　そのことの凄さにハッとさせられる１日でした。
　　　

あれから１年。

　　　東京に暮らしていた時期から、もう１年が経つ。

　　　去年の今頃は、危機感とがむしゃらさ、でも相変わらずのマイペース。
　　　
　　　そんな自分が手に入れられたものは何だったのだろうか。

　　　今はまだ良くわからない。

　　　それでも、あの場所で暮らした日々が今の私に大きな影響を与え、
　　　これからも与え続けるんだろうと思う。

　　　いつかは忘れてしまうだろうけど、その時はきっと幸せな日々の真っ只中なんだろうな。